フェイシング

フェイシングや再タップをやった方がいい、いややらなくても良い

そんな話よく耳にします

トライアル自転車をショップにて完成車で購入する人、フレームからバラで組み立てる人、

海外通販で購入する人、中古車やオークションサイトで購入する人、その他…

今ではいろんなとこから入手する事が出来るので、便利な世のなかになったとつくづく思います

※フェイシング作業

本題のフェイシングや再タップの話ですが、まずフェイシング作業はトライアル完成車に限らず

フレームから組み立てる場合トライアルメーカー全般にやった方が良いと個人的には思っています

完成車の場合、8割9割メーカー又は代理店で組まれた状態で梱包され、各店舗に出荷されます

個人的主観ではありますが各メーカー品質管理という面では少し欠けているような気がします

最近のトップブランドにおいては随分良くはなったと思いますがそれでも、自転車という括り付けで

言うならばまだまだだと思いますね

上記の画像を上から見ていくとまずB.B.(ボトムブラケット)のフェイシングですがisisタイプの

B.B.であれば右側のみ綺麗な面を出せば良いのですが、3ピースクランクやシマノ製のような

ホローテックのようB.B.だと両面とも綺麗に切削してあげた方が良いですね

なぜフェイシングするかというと、上記のような塗装してあるフレームはB.B.の面から

塗装が剥がれたりします

塗装が剥がれだすとボトムブラケットのネジが緩みやすかったり、

水の侵入の原因になったりもします

基本的にトライアルって利き足動作が多く、瞬発的な動作ばかりの動きなので

フレームがヨレるとブラケットの緩みの原因にもなります

面を綺麗に切削することにより、少しでも改善されるのであればやはりやっといたが良いですよね

真中の画像はヘッドの面だしです

基本的なことはB.B.と同じことで、面を綺麗に切削す事によりガタつきやヘッドベアリングの

動きを良くすることができます

上記一番下の画像はポストマウントタイプブレーキ台座のフェイシングです

ここは結構やるかやらないかでブレーキパッドの当たり面に違いがでます

ブレーキパッドがローターに接触し、引きづった状態ならば必ずフェイシングをおすすめします

シマノやMAGURA、あとメカニカルディスクブレーキといったキャリパーピストンの戻りが良いもので

ブレーキパッドがローターに接触する場合はローターの歪、又は台座のゆがみなどが考えられます

フェイシング作業で改善される場合があるので、予め綺麗に切削しとくことをおすすめします

HOPEのTRIALZONEのキャリパーはピストンの戻りが悪いので、多少ローターにパッドが接触したりもしますが

余りにも回転が悪い場合はフェイシング作業をして下さい

バイクを組む場合、まずは仮組を行います

例えば、アルマイト処理されたフレームでB.B.やヘッドを組み付けた場合、目視で問題無さそうであれば

わざわざフェイシング作業も実施する必要はないと思います

ただ溶接が面に溶け込んでたり、仮組した状態でベアリングの動きが悪い、軽く締めこんでフレーム面と

パーツの面に隙間が出来るなどそういった場合は必ずやる必要がありますね

※再タップは?

再タップですが、よくB.B.のネジ山を再タップしてる方がおられますが、個人的には仮組みで

スムーズにネジが入っていけば再タップはやる必要はないと思っています

もちろんボトムブラケットを手締めして、あきらかにひっかかりがあればタップのたて直し作業は

やる必要がありますが、手締めでややかたいぐらいが私は理想的だと思います

再タップするとバリどころかネジピッチが広がる恐れがあるので、ブラケットのネジ5山ぐらい入れて、上下にゆさぶってカタカタとガタつくようであれば、それ以上再タップはやらない方が良いですね

ガタつきが酷い場合はネジロックなどの緩み止めを塗着する必要があります(新品のボトムブラケットには大概緩み防止剤が塗着してあります)

フェイシングや再タップですが、やらなくても組み立てはできるかもしれません

そして普通に乗れるかもしれません

ただ、その普通の基準は人それぞれでただ乗れれば良いという考えが大半なのではないでしょうか

普段からギシギシ、ガタガタ音が鳴る、してる、そんなバイクに私は乗りたくないし乗って欲しくもないので

当店での組立においては大事な作業だと考慮しています

伝えたい事は沢山ありますがざっくりとお話しさせて頂きました