スレーブシリンダー

猛暑が続くなかでオリンピック選手達の白熱した戦いも毎日見応えありますね

皆様、如何お過ごしでしょうか

この時期に練習(トライアル)に励んでおられる方もおられると思いますが

くれぐれも熱中症対策は万全に気をつけて下さいね

この暑い時期にバイクトラブルの多い事例の一つとして油圧ブレーキの異常や故障が

あります。暑い場所にバイクを置いとくと、ブレーキレバーの感触がパンパンに

なってたという経験はないでしょうか

それは高温によるブレーキフルードの膨張による原因です

膨張するとピストンも押し出され、いつものブレーキタッチと違う

感触になってしまいます

しばらく涼しい場所に置いておくと普段のブレーキタッチに戻りますが

こういった状況を何度も繰り返すと、ホースやシリンダー内にエアーが入り

本来の制動力を失ってしまいます

またオイルシールを痛めてオイル漏れの原因になったり

ピストンを痛めたりする原因にもなります

普段車内に入れっぱなし、薄い鉄板の物置に放置してる方などは要注意です

上記の画像はMAGURA社のスレーブシリンダーと呼ばれる、一般的にはキャリパー

とも言われる部分ですが、このリムブレーキのスレーブシリンダーも消耗品だと

個人的には思っています

油圧式のリムブレーキを何年も使用してると、シリンダーが変形してきます

画像をみて頂けると、シリンダーそのものを凄い圧力でクランプさせてますよね

そのまま状態で数ヵ月…1年…2年…と一定のところでクランプさせとくと

シリンダーが変形し、ピストンの動きが悪くなります

スムーズに出入りしてたピストンが、スローになってしまうと、

ブレーキレバーを引いた時に元の位置に戻ってこなかったり、戻るけど

タイムラグがあったりと、ライダーにとってはキケンだしストレスにもなります

そんな状況になってる方は交換をおすすめします

当店では全国からブレーキフルード交換やオーバーホールの依頼など

承っております

SNSや動画サイトなども交換方法などアップされてますが、やはり知識と経験が

必要です

自分で覚える事も大事なことですが、頼れるとこは頼ってまた練習に励んでは

如何でしょうか

どうしても自分で修理したい!なんども経験してるから大丈夫!

そんな方はシリンダーのみの販売もおこなっています

必要な方はこちらから